キャンプツーリングの三日目である。
起床〜出発

6時起床。いつも寝坊のわしも勝手に目が覚める。サクサクとテントをたたんでPhoto横のローソンでおにぎ りなどを買って食べた。どうでもええが、道の駅の裏の日本アルプスがなかなかええPhoto。もっとどうでもええ が、庭にある銅像Photoのねーちゃんはかわい くない。後かたづけをしてさて出発。

松本〜乗鞍

広域農道愛好家のkの望みをかなえるべく安曇広 域農道へ。ここは地元の車が結構走っている。でも右に見える日本アルプ スが良い。乗鞍や上高地方面の標識を参考にバイクを進めているそのとき に、

九州


(名古屋・下関経由)

という行先表示があった。おいおい誰がこの長野の農道から九州を目指す ぞーっていう気分になるんじゃ。kと二人で爆笑。

前回のg20最終日はR158(野麦街道)を通り、 車が多くてつまらなかったのだが、今回はR158と並走する県道278号(波田 北大妻豊科線)を西へ。ここはいかにも田舎道。ちとほそいが車が無いの でR158よりずっと気分が良い。ちみもこっちを通るべし。

途中からR158に合流してそこから先、すみの窪トンネル手前から少し 渋滞。9:50に奈川渡ダムPhotoに到着。トイレ休憩&牛乳屋さんのコーヒー休憩。乗 鞍側から来るバイクの集団がカッパを来ていた。なぬ、これから雨になっ てまうのかー。わしらもカッパを来てから出発。

前川渡トンネルの先で左折して乗鞍方面へ。どうやら上高地方面に向 かう車のほうが多く、がらがら。乗鞍高原温泉までは気分爽快。そこから 先は遅い車が前につかえてストレスたまり気味。しかもだんだん天気が怪 しくなって来た。前回のg20で ユーターンした七号目の茶店を通過するところまでは雨がぽつりぽつり状 態だったのだが、そこから先の高原植物風景の部分では霧がたち込めて来 て視界最悪、車どんづまり、さむ〜い、で悲しかった。

それでもどうにか頂上の駐車場Photo(バイク100円)に到着(11:10)。おおお、なかなかええ景色Photoじゃ。

kが「壊れないキーホルダーがほしい」とうので土産店をぶらぶら。わ しもついでに方位磁針付のキーホルダーを買った。どうも最近バイクに付 けた豪転コンパスがあらぬ方向を指すような気がしているんじゃ。11:45 に駐車場からおさらば。

乗鞍〜高山

乗鞍スカイラインは悲惨じゃった。下っても下っても視界30mの霧は晴 れず、雨は弱まる気配無し。しかもちょちょちょちょ〜遅いバスにつかえ て料金所まで大渋滞。

これで1100円かよお〜!

と半泣き状態で乗鞍スカイラインをパス。雄大な風景が連続変化すると言 われている景色も全く見えず。がーん。

さてR158に復帰、丹生川村のまっすぐの部分は道も広くて快適。雨も 上がって来た。あっというまに高山市街Photoへ(13時)。さてメシだメシだ。R41をうろうろして中華料 理屋に入って中華丼セットをペロリ。そのあとで店のおばちゃんに場所を 聞いてコインランドリーPhotoへ。

洗濯機が300円、乾燥機が7分100円×2の計500円。たまった洗濯もの(っ て二日しか走ってないが)を洗った。休憩用のテーブルと椅子があったの で早速あやしげな事 Photoをするわしらであった。

洗濯も終わりきれいになったズボンに履き替 えてからPhoto高山を後にした(16:20)。

飛騨せせらぎ街道

R158を西に進み清見村に入ったところで県道73号に入った。せせらぎ 街道と名付けられたこの道は入った直後から川上川の流れに沿った広いき れいな道だったが、あんまり良いとは思わなかった。広くてまっすぐで歩 道も広いので、ネズミとりやるにはぴったりのロケーションやなあなどと 考えながら走っていた。長い直線が終わって集落にさしかかったところで 対向車が

パッシング

え、まじ? 300ほど進むと案の定箱の後ろで路肩に椅子広げて座っている おっさんがいた。おもわずkと一緒にガッツポーズ。どうでもええが旗振 るほうのおっさんはいかにも定年間近のじっちゃんで、はたしてあのじっ ちゃんに車を静止できるのだろうかと不安になった(ならんでええ)。

そしてせせらぎ街道は集落を抜け山間部に入る。すると道の様相は一 変、路肩にはミニ庭園の立ち並ぶ超快走路!

せせらぎ街道はええぞ、ちみもゆけ

ツーリングマップルに書いてあるコメントは嘘ではなかった。むしろ、こ んな山間部の道なのにこんなに整備してあって、

「税金のムダ遣いやないけ?」

と思えるほどであった。一部舗装の途中でバラストになっている部分があっ たので今度は整備が終わったあたりで行ってみたい。

道の駅パスカル清見

あっというまにせせらぎ街道を駆け抜け17:20に道の駅パスカル清見Photoへ。

ここもええぞ

まず、入口Photoからしてオシャレ。花 が飾ってあって建物もかっちょええ。道案内の 装置Photoもぐっど。しかもしかも、建物の裏手に流れるPhotoも清らかでそれを眺めることの出来 るPhotoも優雅。文句無しの五 つ星道の駅ではなかろうか(まだそんなにまわったこと無いけど)。

今日の風呂はどこにしようと悩んで、近くにある下呂温泉にでも行こ うって事になった。だが地図を見て若干近いところにある馬瀬温泉に行く ことにした。

馬瀬温泉美輝の湯

せせらぎ街道からR257に入るとそこはおそるべき道であった(ちとおお げさ)。対向一車線の狭い道でガードレールの無い谷の下は濁流。もう日 が暮れていたのでなかなかスリルがあった。

こんな調子で馬瀬温泉まで行くんじゃろか…

と不安になったらすぐに道が広くなった。関係ないが、細い旧道から広い 新道にトラバースするときに新道への入口に気づかずに直進して旧道に入 りそうになったところで急ブレーキ。戻らなきゃと足を踏ん張るときに地 面が傾斜してて足が届かず立ちゴケするかと思った。どうでもええすな、 はい。

馬瀬温泉へはR257を「萩原」のあたりで右に折れると良さそうと言う ことで、地名表示に気を付けながら走った。しかし走れど走れど同じ地名 ばかりが続く。おかしい、この辺の地名は全部一緒なんか? 悩みながら走っ ているうちに気づいた。地名だと思っていた「入川口」って

川の入口やん…

面目無い。で、無事「美輝の湯方面」への看板があったので正しい道に進 めた。周囲はすっかり暗くなり、「美輝の湯入口」を見失った。川の対岸 に強烈な灯が見えた。最初工事現場かと思ったのだが、走行距離が進みす ぎているのでもしやあれではと思って戻って対岸に行ってみたらまさに美輝の湯Photoであった。うおー、な んか外見からしてかっちょええぞ。駐車場も広く、建物の壁には「温泉ス タンド」という温泉の湯の出る蛇口があった。時刻は18:50。途中にあっ た駄菓子屋が19時に閉まってしまうのではないかと思って先に店へ。おば あちゃんが一人でやっている店で、まさに閉めようとしているところだっ た。セーフ。晩飯を買ってから美輝の湯に戻ってカッパを脱いで風呂へ。 ところが、中学生か高校生の大群が押し寄せて来てロビーは大混雑Photo。やつらが全員出るのを待ってから 脱衣場Photoへ。

おおお、ここも良いぞ。ドライヤーまで付いている。しかも、露天風呂Photo! そしてそして、さっ き対岸から見えたあかりは、眼前の山を照らしていたのだ! こ、これは

めちゃめちゃ神秘的

である。湯はナトリウム泉でにゅるにゅるするタイプ。ちょいとぬるめだ がぬるすぎず、長湯してゆったりと景色を楽しむにはちょうど良い感じ。 いままでいろいろな温泉に入ったが、ここは感動的に良い。

美輝の湯はまじでええぞ、ちみもゆけ!!

とくに山を照らすあかりの映える夕刻が超おすすめじゃ。

寝る
雨がまだ降り続いていたので温泉の管理人さんにどこか屋根のある場所は 無いかと聞くと共同の休憩所があると教えてくれたので2kmほど戻って総島休憩所Photoというところにテント を張って本日の寝床とした。

本日の走行距離、だいたい210km?


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