ロケットの目的は、対地高度を稼ぐことと、慣性速度を稼ぐことです。
衛星を軌道に乗せるために本質的に必要なのは慣性速度で、
対地高度は空気抵抗を受けないところまで上げるのが目的。
ということで、ロケットの打ち上げは、まず空気抵抗を受けない
ところまで高度を優先的に稼いでから、地球に対して横向きになって
速度を稼ぐような飛び方をします。
表にするとこんな感じ。
高度100kmから宇宙ということになってますから、約3分でそこまで
行きますね。慣性速度を上げるのはその後だというのが読めると思います。
どっかにいいグラフがあったんだけどなー。