特に写真はありません。
・パッドピンのブラインドプラグ、パッドピン、古いパッドの取り外し
・キャリパーブラケットからキャリパーを取り外す
・ちょっとピストンを出して、清掃
・ピストンを押し戻して元通りに組み付け
以上、30分くらい。ちなみにパッドの品番はNSR250RやVFR400Rあたりのリアと一緒。
ことの始まりはデジタルトリップに表示させていたスピードメーター(デジタルトリップに速度を表示させるには基盤に抵抗を加える改造が必要)の乱調。正常なときもあるのだが時折表示がゼロのまま固まってしまう状態に。速度表示がゼロのときはトリップも加算せず、時計その他は正常な表示を保っているので速度センサーの接触不良(もしくはその周りの配線)と判断。分解清掃。
まずはメーター周りを分解。別角度から。なんだか臓物っぽい。中央に見えている三つのカプラーがメーター周りの配線に行っている。よく見ると、デジタルトリップに向かうカプラーが粉を吹いている。こいつが今回の不調の原因っぽいが、折角ここまでばらしたのでもう少し探ってみる。
もうちょっとばらしてメーター単体に。背景の部屋が汚いのは気にしない。さらにメーターユニットも分解してスピードメーター単体に。 右側の電子部品がスピードメーターにくっついているパルスセンサー。ちなみに、これ単体では部品は出ない模様。折角なので、全部の半田をやりなおしてみたりする。
また、右のヘッドライトに繋がるH4カプラーが焼けていた。その部分だけ配線を引き直す。中央に見えるギボシ端子が引き直した部分。丁度いい機会だったのでキタコのヘッドライトスイッチも増設。
あとはひたすら元に戻す。さっき粉を吹いていた接点はHBの鉛筆で清掃。元通りに組み上げて、走行テストして修理完了。