次から次へと

そんなわけで、昨日はボンネット内の点検とか接点磨きとかしたわけなんですけど、なにやら致命的に近いのをまた発見してしまいました。
コイルからデスビへ行くハイテンコードのコイル側キャップが腐ってます。外見は問題ないですが開けてみたらコードに付いてるはずのカシメが壊れて腐って外れてコイル側に残り、コード側は芯が錆びたまま剥き出してへにゃっと曲がってるだけ。当然キャップを戻してもパチッと嵌まる感触はなく、これで何で動いてるんだろう??というお粗末さです。そして、まだそれでも動きます。
現状で動いてるのはマグレなので、もう外したりせずにさっさとコードを更新しないといけませんな。


ということで、午前中に店に行きました。
重整備は久留米まで行った方がよさげですが、一般整備〜パーツ調達くらいは問題なく任せられそうな店は熊本でも2〜3軒はあります。先月、ひょんなことから見つけて仁義だけは切っておいたそのうちの1軒に行きました。
新しいプラグコードセットの発注と、とりあえずこのままではヤバイので店にあった売り物の中古車から1本コードを拝借して戻りました。ひー何とかなった。


そして今日はここからまた一波乱です。
また家に帰りつく直前ですが、なんか時々へんな音が聞こえるなあ、と思っていたら、ダッシュボードからスパーク音。タコメータが大暴れ。あれよあれよという間にハンドルの下からスモークが上がって、これは非常にマズイので慌てて停車しました。ここは車通りは無いですが非常に急な上り坂です。停まってはみたものの、考えてもどうしようもないですな。
とりあえず煙は収まったようで、このまま火を噴くことはなさそうです。どっかがショートして焼けたのは間違いないのだけど。

まずはあと200mくらいですから家までは帰ることにします。
恐る恐るスイッチを入れると、煙も出ませんし電源は入るようです。セルも回り、エンジンもかかりました。必死で帰宅。
即バッテリーチェック。熱くなってはない。バッテリー端子を外し、まず一息。さてどうしてくれよう。

焼けた部位を探して、いろいろ対策するしかありません。
初めてメーターまで外して、ダッシュボードの電装を一通りチェックしますと、焼けたのは後付けタコメータのACC電源でした。って、コレ、わしがオーデオ接地する時に作った蛸足コードじゃん。
適度に細い線を使っていたのでさっさと焼き切れて事なきを得たようです。ここで無闇に太い線を使っていると切れずに大電流が流れ続けてえらいことになる、らしい。とどこかで読みました。

これを機にまた配線を見直して、あっちこっちにバラバラについてたアース線も1箇所にまとめ、無駄に長いケーブルや何箇所も繋ぎ目のあるコードも適切に処理し、ACCから直接取っていたタコメータのパネルランプは正規のインパネ照明からとりなおして、さらに系統ごとにスパイラルで整理し、諸悪の根源だったフレームの縁(ここでコードを傷つけたんだなきっと)も処理して、すっきり。
いや中々すっきりはしませんなあ。元が狭すぎるし、オーデオの不使用の線とか結構あるしな。(やや上位機種なので、通常のスピーカケーブル4chの他にネットワーク用のピンジャック付ケーブルが沢山生えていて、使わないのですよ) 不使用の線なんか切断しちゃう方が幸せなんだけど、デッキの付属品なのでちょっとまだ踏み切れないす。Miniで使う以上そーいうのは割り切らないといかんだだろうけど。

ええい結局夕方までかかっちまった。
でも今度こそ、とりあえず、まあ大丈夫なんじゃないかな???

電源、点火系が安定すればアイドリング不調とかの症状は解決する可能性が高いし、燃料系様のストール問題も点火系の可能性もある。
これですべて直ったらラッキーなのだけど。



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