Beach de Mini

上京計画の隙間を突いて、突如、loonyに誘われた。
悪魔の囁きミニバイクレース。

見るだけだけどね。

折角なので、ビデオカメラとか持って行ってみた。
気付けば上京の荷物の半分は撮影機材。残りは衣装(翌日参照)というダメ人間ぷり。


朝も、二木ヘイデン氏が拾ってくれるという打診もあったけど、わしの実家から東海道方面に出る道というのはロクなのがなく、ヘタに寄り道してもらうのは非常によろしくない。
一方で、小田原へは小田急線でピューッと行けるので結構楽。かも。

時間を決めて待ち合わせというのも苦手なので、小田急線で小田原に向かった。8:00頃家を出ようかなと思っていたが、結局出たのは8:40頃。こんな行動パターンではとても待ち合わせなんて。
まあ、午前中に着けばいいやくらいのユルユルのプランなのでこんなもんかな。

電車に乗るのも久々だ。
ちなみに、宮崎人は通常「電車」でなく、「汽車」という。
日豊本線は電化はされている。念のため。

新松田を過ぎると、小田急線は南へ向かい、西側の窓から富士山がよく見えるようになる。


久々に拝む富士山に感動。でけー。


小田急線では、結局最後まで座れなかった。意外と混んでいるもんだな。
東海道線に乗り換えると、これがまたヤケに混んでる。休日の午前中はこの辺りいつもこんな繁盛っぷりなんだろうか?と思っていると、


ほとんど湯河原で降りやがった




なんでこんなに湯河原駅で人が降りるんだ?!


すげー爺婆の数だ。

改札を出ると、みんな同じ方へ向かい、行列を作った。


なんか名所があるんだね。


駅から徒歩でBeach side GPへ。1kmくらいかな?坂を下りていくだけなので距離の割に楽チン。帰り歩くのはちょっと嫌だな。
海岸の国道にぶつかったら左へ、まもなくBeachsideGPがあるはずなんだけど・・・。あった。
駐車場みたいのがあって、その向こうで草刈り機みたいな音がビンビンしてる。
入場料いくらかな?と思っていたら、柵すら無くてびびった。



準備は着々


ちょうど二木氏も到着したところだった。聞けば相当早く家を出たらしい。
電車で来て正解だった。

7Rでうっち登場。
川辺師匠&タカコさんも登場。


タイムアタック、予選、決勝と、ビデオ撮りに余念が無い。
というか、わしの中で「素人にどこまで撮れるか」という実験なんだな。レースの結果とか、実はどうでも良くて、雰囲気だけ絵にしたいなあ的。
あ、ちゃんと応援はしてますよ。

いかにズームで寄りつつ、ブレさせず、追い切るか。結構難しい。
目の前を通る時はパーンが間に合わない。
三脚使っているので、カメラの動きが人間中心のパーンじゃなくて、カメラ中心になるのよね。そうすると、人間がカメラの後を回ってパーンしなきゃなんない。
これは結構大変だあ。
三脚だからちゃんと雲台を動かすためのアーム?もついてるんだけど、それを使っちゃうとズームができないし。
そういえばSONYの、アーム側にズームとかの操作のボタンが付いてる三脚があったなあ。そういうのも欲しいなあ。いらんて。
究極はカメラマンとカメラを載せた土台ごと回る、アレでしょう。
いらないってば。

個々のライダーのアップを追っていると、レース展開とかまったくわからないのね。
Reiちゃんの予選、決勝と続いた大転倒も映ってないどころか、2週後くらいまで気付いてすらいなかったし。
二木氏のスタート失敗とかも映ってない。近すぎてワイドにしてもグリッド全体が映らないんだな。

カメラ1台でバランス良く撮るにはどうしたらいいんだろうね。
まずは場所が一番大事だよね。
コントロールラインからは離れてた方が良いのかな。1コーナー裏辺りでちょっと高いところに構えられたら最高かも。

後で考えるといろいろ反省点も出てくるけど、そういえば二度とBeachsideGPに行くこた無いんだよね。
ま、場所は変われど、応援には今後も機会があれば行くつもりなので、その時に向けての課題ということで。



接写に凝る(1)



接写に凝る(2)



接写に凝る(3)



接写に凝る(4)


予選、決勝と、突如押し掛けスタートというレギュレーションを宣告されて、一同狼狽。
Reiちゃんは「押し掛けなんかしたことない」と必死で練習開始。でもなかなかかからない。
結局、Reiちゃんは予選も決勝もソツ無くこなして、失敗したのはその他の人々。


そうそう、川辺師匠が甥っ子(小1)と2人乗りカートに乗ってたの、
2人乗りのレンタルカートは、ホンの遊び用でスポーツ走行するようなものではないので、エンジンなんかHONDAの汎用の、農機なんかについてるやつだった。
エンジンそのものは職業柄見慣れてる。
川辺師匠も最初は甥っ子を気遣いながら結構のんびり周回してて、それはそれは微笑ましい光景だったんだけど、しばらくすると、タイトコーナーでは荒れた路面でジャンプしながら、ベストラインを狙ってヤケにクイックなハンドル捌きを見せるようになってた。
しまいには子供の頭はコーナーでガクガク振り回されて、師匠あのエンジンでここまで走るか!

終わってみれば、


「2人乗りのコースレコード出ました」


場内爆笑。
師匠が言うにはまだ踏みしろも残ってるので、ドリフト寸前まで攻められそうとのこと。
そして甥っ子と次回さらなるレコードを出すと約束してたり。


そんなこんなで決勝も終了。
結果はみなさんそれなりに不本意っぽく。
Reiちゃんは決勝でジャックナイフ転倒で頭打って一瞬意識不明とちょっと大変だったけど大事無くてよかった。



怪しい調合師


でも作り過ぎでした。> 混合油



決勝用バッテリーも役に立った。


中国旅行の時の感触だと、付属バッテリ1個でテープ1本は撮りきれないんだよね。
バッテリだと1時間くらいが精々。
AC駆動させるには電源が無いし、現地のどこかでも充電は可能だろうけど、充電している間は撮れないし。
いずれにしても予備バッテリは必要だったのだ。しかし買うと篦棒に高い。使用頻度限りなく0なのに1万円近い純正バッテリなんか買えるか!

なら作っちゃえ

お約束っす。
ACアダプタの出力は8V足らず。過剰な電圧も怖いけど、乾電池6本直列(9〜7.2V)あれば動くじゃろ。
と思って作った単1×6本仕様の予備バッテリ。AC用のアダプタに接続出来るコネクタだけちょっと自作に苦労したけど、これなら1000円以下で、しかも電池そのものは現地調達も可能だ!
むふー。
これで今後も撮りまくれる。


でもこのバッテリ、飛行機に持込む時かなり緊張しました。
わしが担当官なら通さないよ。




使用後は速やかに磨く。

さすが盆栽である。


みんなで食事に向かう。
いつも、ちょっと南下したところの魚料理屋「おおき」に寄るらしい。



おおきスペシャル丼を喰った。うまい。


さらに、すかいらーくに移動してお茶。
話は弾んで22:30頃になってしまい、今から新百合まで行ける電車が既に無い可能性が高くなってしまった。
二木ヘイデン氏がトランポで送ってくれた。わざわざ高速途中下車させてしまって申し訳ない。



ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org