GTSのABS

どーもエア噛んでるようで新車時からしっくりこない。
5年も経ってるけど、ついにYAMAHA本社に問い合わせた。

そのために今日は会社を休んだのだ。

で、結果的にある意味予想通り、

「輸出モデルについての情報は持ち合わせません」

と丁重なる却下を喰らったわけだけど、まあ直接症状を伝えられたからこれはヨシ。
自分が苦情対応したばかりなので、なんか妙に電話するの緊張した。
元々わし電話苦手なんだよね。
電話して用が足りないくらいなら最初から押しかけちゃう方が好き。


で、輸出モデルはまず販売店・輸入元に問い合わせろということなんで、今度はプレストに問い合わせ。
ページ見ても連絡先が載ってない。問い合わせフォームはあるので、それに一部始終書き込んで送ったら2時間後くらいにプレストから電話が来た。
やるじゃない。

でも、開口一番、

「GTS1000は販売実績がないんですよ」

と、意外な回答。
でも2000年頃の取り扱いモデルのポスターにGTS載ってたよね?

実は設立間もなく頃で、結局プレスト通って出た車両は無いんだそうな。なんとびっくり。
するってえと何だい?国内のGTSは一部特殊なルートを除いてぜんぶカロッツェリアジャパン扱いってわけなんだね。
でも最近カロッツェリアは輸入車両あんまり力入れてないっぽいし、問い合わせ先もわからん。

で、プレストの担当者が丁寧にいろいろアドバイスをくれた。
現状ではGTSのABSについての不具合の情報はないこと、FJRのABS(2003年より新発売)はすこぶる好調。マジェのHU(ハイドロユニット)とFJRのソレは共通であること(ちょっとこれは疑問あり)、GTSのHUをFJRに置き換えて正常に動くかどうかは、ECUが違うのでわからんということ、
そして、

「エア抜けてますよね?」

それがわからんのよ。
昨年末にキャリパー、マスターシリンダ共O/Hして、フルードも入れ替えてもらった時に当然エア抜きはされているはずだけど、その結果改善しなかったから今回の問い合わせに至ったわけで。
ただ、ABSモデルのエア抜きをノウハウのないショップが完全にできるかってのは正直疑問ですな。
すると、

「FJRのは、HUにバッテリ直結してHUのポンプでエア抜きする。GTSのもそうなんじゃないかな?」

と言う。本当でスカイ?
これは初耳。

「英語読めますか?」

んー。死なない程度にはね。

「GTSのサービスマニュアル貸しますよ」

ホントスカ?借りちゃって良いスカ?是非貸してください。
ということでサービスマニュアル借りて、エア抜きのやり直しを試みることに。

以前GTSOC(現在は事実上崩壊)の大将から借りてたことあるんだけど、当時は重大視もしてなかったし結局殆ど見ずに返したんよね。
今思えば勿体ない話だったけど、必要な時借りれればいいやと思ってたからまあそれはそれでいいんだけど。

なんかここまで来ると、プレストの会社としての対応と言うよりは担当者とわしの個人的興味による原因追及になりかけてる感があります。

「あなたもオートバイ好きそうですし、」


あたぼーよ!

しかし、会社の備品貸すってのはそういう問題じゃないだろー。フツー。
ともあれ、当面の方針が決まった。
感謝。
プレストの方でもまた情報収集してくれるといいんだけど。
マニュアル返す時に結果報告がてらまた聞いてみればいいか。


ところで担当者から興味深い発言が。


「GTSは当初ごくわずかの国内仕様があったんですよ」


そういえば、購入当時頃、そんな噂を聞いたことがあったような記憶はある。
あまりにも説得力無いのでそのまま忘れてたけど。
どこで聞いたんだろう、買った店だったか、GTSOCのミーティングの時か。

もしここで国内仕様が実際に存在したことになると、YAMAHA本社も100%無視はできなくなるだろうから、結構重大だぞ。

早速斉藤輪業に言ってみたけど社長は

「そんなの無いよ」

と一蹴。
でも地域も対象も限定して出してる可能性は拭えないんだよな。

この辺の事情になると、出版社とかの方が詳しいかな。

結局斉藤輪業で、FJ1200Aのサービスマニュアルとか見て帰ってきた。

今後この話の続きはどう発展していくのだろうか?

一番良いのはエア抜き方法がわかってさっくり解決。
次に良いのはYAMAHAが「やっぱり欠陥でしたリコールにします」で解決。
そのまんま解決せずウヤムヤも嫌だし、自腹でHU交換なんかが最悪だ。20万で済まない。


Miniクラッチその後

今日休み取ったもう一つの理由。

Miniのクラッチマスター、自分でO/Hしてみようかと思って、その準備に充てようかと。
必要な部品(マスターインナーパーツ)の発注と、作業の方法と買い足さなきゃならない工具を考える。
工具はわしが持ってないインチ工具だから結構買うモノあるはずだ。
外注の工賃25000円よりトータルで安く上がればヨシと思ってたけど、

ボンネット内があまりにも混沌

クラッチペダル側のリンクにどうやっても手が届かない。
外すには内装やエアコンまで外さなきゃなんないかもしれない。
そこまでやってマスターしかO/Hしないんじゃチト勿体無い、レリーズまで外してクラッチの油圧系統総O/Hにすっかと思えば、
クラッチレリーズを外すにはブレーキマスターとサーボまで邪魔で取り外し?

とてもムリ!

やーめた。
金で解決するしかないか。


Miniブレーキ

多分、リヤのドラムブレーキのクリアランスが当初からオカシイんだと思う。
サイドブレーキがやたら効かないし、フットブレーキも遊びがでかいというか、相当踏み込まないと、ガツンと効いてこない。
たまにサイド引いたままで気付かずに走っちゃって(ほんとに気付かないのよ違和感なくて)、でブレーキ踏むと、カツンと良いタッチで効いて初めてサイド戻し忘れに気付くような。

で、それの点検調整も、この休みにやろうかなと思ったわけだけど、
ついでにそろそろホイールのローテーションしようかと。
もうすぐタイヤ換えてから丁度10000kmだし。

パッドやシューも44000kmならそろそろ残量確認せんと。


でも断続的に雨が降るのでできませんでした。


ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org