Custom Diary

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TTRの妖しい改造日記

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現在、YAMAHA TT250R Raid に乗っています。 大きな不満は無いのですが、乗っているとこうしたら便利だなぁとか 色々注文が出て来ます。そこで、ちょっとした妖しい改造などをしてみました。


ライト・スイッチ

TTRは常時点灯なのでライトスイッチがありません。 でもやっぱりライト消したい時もあります。 って事で、ライト・スイッチを取り付けてみました。


材料

材料値段
スイッチ450
ステー200
ボルト30
ギボシ端子手持ち品
リレー1250
バスボンド手持ち品

工程

まずは元の配線図を以下に示します。

メインキーをONにすると同時にライトが点灯します。

そこで、ライイトへの配線を途中で切断し、間にリレー、スイッチを入れ、 ライトへはバッテリーから直接供給したのが下の図です。

スイッチの取り付け位置ですが、そう頻繁に使用する事はないと 事から右側に装着しました。 最後にスイッチ及び端子には防水処置として、お風呂に使うシリコン充填剤を塗って 完成です。


マフラーカバー

長距離やテントツーリングなどで荷物が多い時にはサイドバッグ(振り分けバッグ)を 使っています。ところが、ある時焦げ臭い匂いがするようになりました。
ツーリング中は何だか分からなかったのですが、 帰って荷物を降ろすとなんと、右側のサイドカバーが融けているでわありませんか。 良く考察してみると、サイドバッグの重みの所為でカバーが押され、マフラーに 張り付いて融けてしまったようです。(;_;)しくしく。

という事で、マフラーカバーを取り付けて見ました。 最初は市販のマフラーカバーを探したのですが、結構高いし、いまいちだった ので躊躇してたのですが、 ある時、DIY店にて[焼きすぎ防止網]なる物を発見しました。
大きさ、形共にぴったりそうですし、なんと足が付いているので、 カバーが押されても、マフラーとの接触はおろか、十分なスペースを 確保出来そうです。そして何よりも値段が安い! また、キャンプで焼き網としても使えそうだし。(^^;
早々購入し、マフラーカバーとして取り付けました。


材料

材料値段
焼きすぎ防止網350
針金手持ち品

取り付けは簡単。マフラーに針金で縛り付けただけです。

そしてこれが1年後の姿です。

錆びてるし、足も曲がってしまってますが、機能は衰えていません。
キャンプなどで焼き網として使うにはちょっと……ですが


方位磁石

知らない道を走っていると、たまに迷子になる事が有ります。(^.^; こういう時に、どの方角に向かっているか分かるだけで安心出来ますし、 間違いに気づいた時も、どの方向に向かえば戻れるとか 色々と便利ですので方位磁石を取り付けました。


材料

材料値段
方位磁石350
両面テープで張り付けただけですが、見ためもなかなか良い具合だ と思ってます。 ただし、振動の所為なのか分かりませんが、80Km位から 磁石がグルグル回ってしまい、役に立ちません。(^^;

スクリーン

最近のTT250R Raidには標準で可愛いスクリーンが付いていますが、 私のRaidは94年式なので付いていません。 スクリーンがないと困る様な事はないのですが、なんとなく付けて見ようかなぁ などと思っていました。
後付け用の市販品とか出回っていますが、値段は一万円以上します。高いっす。 じゃぁ「とりあえず自作してみよう」って事で、スクリーンを自作してみました。


材料

材料値段
アクリル板(2mm)1280
ステー200x3
ボルト類70x6


工程

  1. 採寸
    各部の寸法を計り、マジックでアクリル板に書く
  2. 曲げ
    皿洗い容器(洗った食器を置いておく入れ物)に熱湯を貯め、 アクリル板を熱しながら力を加えて曲げる。
  3. 切る
    アクリルカッターで寸法通りに切る
  4. 削る
    ドリルに研磨石をはめ込み曲面などを綺麗に仕上げる
  5. 寸法合わせ
    実際に合わせてみて、細かい調整をする。
  6. 面取り
    角部分とか、とにかく当たった時に痛くないように面取りをする

  7. 位置合わせをし、穴開け箇所を決める
  8. 穴開け
    ドリルで穴を開けるのだが、一気に開けようとすると割れてしまう ので、8割くらいまでドリルで削り、仕上げは半田コテで溶かす。
  9. 取り付け
    取り付け用のステーをライト回りのパイプ径に合わせて曲げる
    薄いゴム板を切り、パイプに巻いてその上からステーを取り付け、ボルトで固定する

これが完成です。

自作した感想としては、結構疲れました。 作業時間や手間を考えると買った方が安いかもしれない…。

その後…

一週間も経たずに割れました。(泣) 苦労して作成したスクリーンが一瞬にしてこうなりました。が〜ん…


サイクルメータ(AVOCET 25)

一応、RaidにはAとBの2つのトリップが付いていて便利なのですが、 たまに A,B間違えてリセットしたりとか、同時に表示できないなど、 ちょっと不満があったりしたのでサイクルメータを買ってみました。
サイクルメータとは読んで字の如く自転車に取り付けるメータです。 自転車用とはいえ機能は豊富で、速度、トリップ、平均速度、最高速度など が出来ます。
しかし、サイクルメータを買ったのは良いが、取り付け等で困った問題が 発生してしまいました。
  1. 磁石
    センサーが磁力を感知して信号を発生するのですが、 付属の磁石が自転車のスポークにネジ止めするタイプなのです。 ところが、自転車のスポークサイズなので、バイクのスポークには取り付けられない。 さらに、磁力が弱いためセンサーを1cm以内に近づけないと反応しない。
  2. センサー
    センサーにはベルトが付いていて、自転車の前フォークに巻き付ける様に なっているのですが、バイクのフロントフォークは太い為、ベルトの 長さが足りない。
  3. ケーブル
    センサー と 本体間のケーブルが短い
  4. スイッチ
    取り付けば所にもよりますが、手元だと表示が見にくいし、 かといって手元から離すと操作がし辛い
ということで、色々と改造して取り付けようと考えていたのですが、 どうしても1の磁石の問題が解決出来ずに数日が過ぎて行きました。

ところが、好運な事にとてもナイスな磁石を手に入れたのです。それは ハードディスク内に使用している磁石でした。 会社の人が、アメリカで買って来た新品のハードディスク(IDE 18GB)を バラバラにしたのです。(一応彼の仕事です) で、そのハードディスクに使用(ヘッドの操作)していた磁石を 貰ってきました。
形もやや扇型で、サイズはフロントディスクのすき間にぴったりだし、 磁力はとても強力だしで言う事なしです。

やっと作成に入れました。


材料

材料値段
サイクルメータ5500
プッシュスイッチ240x2
ステー200
ボルト60
コード200
ワッシャ300
3端子350
収縮チューブ150
○○チューブ400
磁石-
バスボンド手持ち

工程

  1. ばらす
    まずはサイクルメータをバラバラにします。
  2. コーティングはがし
    外部スイッチ用に配線を取り出すために、基板上のコーティングを剥します。
  3. 配線の半田付け
    コーティングをはがした所に配線を半田付けします
  4. ケースをけずる
    配線取り出し用としてケース横に穴をあけます
  5. シリコンで防水する
    防水処置として回りにシリコンボンドを塗ります
  6. 外部スイッチの作成
  7. 3端子を付ける
  8. 磁石の取り付け
  9. センサーの分解
  10. センサーの取り付け
  11. 配線
  12. メータの取り付け
  13. スイッチの取り付け


ライトカウル

前回の悲惨な経験から、

アクリル板は弱い!

という事で、懲りずに塩化ビニールで作ってみました。 ただ、塩化ビニールだと透明な物はありませんのでライトカウルとしました。


材料

材料値段
塩化ビニール板480
その他は前回の物を流用

工程

  1. 採寸
  2. 曲げ まず最初に軽く曲げます。前回と同様に熱湯につけて 曲げたのですが、1分位で相当やわらかくなり 曲げ工程は楽でした。
  3. 型取り
    無惨に割れたアクリルスクリーンから型取りをし、切ります。
  4. 切断
    塩化ビニールなので、アクリルより軟らかいので 切るのも楽です。
  5. 面取り
    各部の寸法を計り、アクリル板に書く
  6. 穴開け
    取り付け穴を決める ドリルで8割ほどけずる

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