ProjectG は、インターネットのサービスを自分でプログラムしたい人のための レンタルサーバです。商用ではなく、会員相互が助言しあう互助会のような ものというのが最も近いでしょう。会費は2014年現在1ヶ月あたり 834円(年会費1万円)です。
ProjectGに加入することで以下のサービスが利用可能です。
ユーザ名@gentei.org というメイルアドレスが使えます。システムで qmail を利用しているので、 「ユーザ名-*@gentei.org」の * 部分に好きな英数字並び(suffix) を付加したものが何個でも使えます。つまり、個数制限なしで メイルアドレスが持てます(別途個人設定が必要)。
また、参加者の家族であれば追加の支払い無しで 何人分でもアドレスを設定して使用できます(※1)。
なお、メイルを自分のパソコンに取り込むにはAPOPを利用できる メイルリーダが必要です。
http://www.gentei.org/~ユーザ名/ などのURLでWebページを持てます。
初期設定を90MBとしますが、使用量増加に応じてその都度(5GBまで) 拡大します。また、ファイルの受け渡し用の一時ファイル置き場(一ヶ月で消去)の 制限容量は30GBです。
FreeBSDとNetBSDマシンへのログインアカウントがあります。 C, C++, AWK, Perl, Ruby, Python, Lua といったプログラミング言語や、 Mercurial, Subversion, Git などのバージョン管理システム、 vi、emacsなどのエディタを使ってどんどん腕を振るってください。
独自ドメインを取りたい場合は、ネームサーバと メイルサーバ・Webサーバを受け持ちます。取得希望時に御相談ください。
gentei.org ドメインのサブドメイン(*.gentei.org)でよければ、 無料で提供します。
gentei.orgドメイン、または自分専用のドメイン名のMLを運営できます。 作成したMLは個人的な趣味などに関するものであれば、その構成員は 誰でも構いません。ただし、回線速度に限りがあるため(後述)、 MLへの高容量ファイル添付は控え、Webスペース経由でのファイル配布を 行なってください。
FreeBSD-Jail機構を利用した仮想サーバが利用できます。IPアドレスに 限りがあるのでポート番号を変えるなどやりくりする必要がありますが、 他に迷惑のかからない範囲で自由に仮想サーバ環境を構築して下さい。 もちろんこれにはサーバ管理の知識が必要ですが、これに 興味を示す人なら問題ないでしょう。
また、ログイン環境は広瀬の著書における プログラミング想定環境と同様になっています。書籍の内容に関連した質問を お寄せいただけます。
一般のプロバイダとは以下の点が異なるのであらかじめ注意する必要があります。
ADSL 24Mbps 回線です(2014年7月現在)。 重いWebページなどは配布に時間がかかるでしょう。
ただし、会員限定の光回線を用意しています。 サーバとのデータ授受は光回線(ニューファミリー)経由で利用できます。
SSHログインのみ用意しています。また、開発等で X 環境が欲しい場合は SSH+VNC でサーバの画面を転送できます。
ProjectGの家族アカウントでは 個人メイルアドレス、Webスペースが利用できます。 家族アカウントの利用できる範囲は、 参加者本人とその配偶者(または恋人)一人,および戸籍上の親・兄弟・子供 ・孫、までとします。規則的に決めるとこのような文面になりますが, 実際には「料金を払って参加しているメンバーが不公平感を抱かない範囲」 であることが主旨であるので,本人の家族以外のアドレスやデータを設置 する場合はProjectG-MLで確認を取るようにしてください。
みずほ銀行に「限定解除ML」専用口座を用意しました。その口座へ の自動振替サービス(手数料あり)、 または半年or一年分一括振込でお願いします。
gentei.orgプロジェクトに加入したい、またはもっと詳しく知りたい場合は、
www-pg@gentei.org 宛にその旨を書いてお送りください。 参加するかどうかは質問してから決めるという場合もお気軽にどうぞ。