ホンダ試乗会@もてぎ
ドクター行きつけのBE RIDE!というバイク屋の紹介で、ツインリンクもてぎで開催されるホンダの試乗会へ。
これを見越して前日は宇都宮に泊まる。
栃木県地方は夜半から雨が降り、朝もしとしと降っていた。
朝からTVを付けてローカル番組の地元天気予報で情報収集すると、どうやらもてぎは15時までは雨が残るらしい。
その情報を取りまとめ役のドクターに伝え、他にもBくんやビジュアル系seekerくんにも伝えた。
悩んだ末、彼らは辞退するらしい。
特にBくんの相方にくぅちゃんが会いたがっていただけに残念。
世話役のドクターは既にバスでつくばに向かったもいちくんを乗せて車でもてぎに様子を見に行くという。
僕らも取り敢えず行くことにした。
カッパを着て宇都宮からもてぎを目指す。
雨のタンデム走行だったので、もてぎまでかなりゆっくりペースで走行したら思いの他時間がかかってしまった。
予定時刻に着かず、ドクターにはご迷惑をおかけしました。
試乗会に出席したのは、結局、ドクター、もいちくん、由さん、僕の4名だった。
ちなみに、この試乗会で内金支払までトドメを刺された人が約1名、ぐらぐらと揺れだした人が約1名。
誰とは言いませんけど、誰とは(笑)。
ホンダにしてみれは「してやったり」という所でしょう。
以下、僕が試乗会で乗った順に感じたことを並べますが、偏見がだいぶ入っているので9割引きで読んで下さい。
試乗会自体はツインリンクもてぎの北ショートコースで行われ、1セットでこれを3周することができた。
なお、写真は全てドクターが撮ってくれた。
コーディネートも含め本当にお世話になりました。
ありがとう。
- Hornet-S 排気量600cc
一言で言うと『ポジションが中途半端なバイク』
ネイキッドと考えてもハンドルが妙に高く、下ではなく逆の上方向にポジションがキツい。
エンジンはロングストロークのためかアクセルレスポンスは悪いが、下からモリモリトルクがある。
コーナーでは1テンポ遅れたステアリングの切れ込みが特に気になった。
フロントが重いのかなぁ。
ブレーキは可もなく不可もなし。
- X-11 排気量1,137cc
一言で言うと『良くまとまったバイク』
前後連動のDCBSも違和感ないし、バイクの反応も比較的リニアなので非常に扱い易い。
ポジションも僕にとっては自然。
コーナーではステアリングが若干切れ込むが、気にならない範囲。
FIのエンジンに乗るのは初めてだけど、キャブと比べても差が解らないし良くできている。
リアが多少滑べっても安心できる剛性がある。
峠でよし、ツーリングでよし、講習会でよし。
お金があれば一台欲しいところである。
ちなみに、もいちくんがいたく気に入った様子で、ほとんどこればっか試乗していた。
- VFR 排気量781cc
一言で言うと『疑問の多いバイク』
僕の感覚で説明すると、あるバンク角を越えると突然フロントの荷重が抜けて非常に不安になる。
そのため、深く寝かせられないし、向き換えできないからアクセルは開けられないしでリズム良く走れなかった。
このフロントの弱さが気になって連動ブレーキのDCBSを試す余裕がなかったが、効きは非常に悪かった。
これらの挙動が個体差なのか、ウエットコンディションのせいなのか、そもそもこのバイクの性能なのか、疑問が残る。
走行中に文字通り首を傾げてしまったバイク。
- Fire Storm 排気量995cc
一言で言うと『楽しいバイク』
軽いし、トルクも十分だし、何より入力に対して非常に素直に反応する。
北ショートにはベストマッチで、リズミカルに気持良く走れた。
後でドクターには先導車を煽ってはいけませんって言われたけど(汗)。
同じ“F”だしね(なんのこっちゃ)。
売れる理由が良く解った。
- CB1300 Super Four 排気量1,284cc
一言で言うと『大人のバイク』。
引き起こしからずっしりと重量感を味わう。
あり余るトルクと車格に似合わず素直に反応する姿に大人の雰囲気を感じた。
ブレーキが良く効いたのには驚いた。
- CBR600F 排気量599cc
一言で言うと『勝手知りたるバイク』
僕が乗っているバイクの国内仕様版。
カムが違うため低速トルクがあってエンジンが扱いやすかった。
自分のバイクと比べて他に何が違うかなぁ、と思ったけど何も違わなかった。
ウエットだったのでサスの違いはあまり出ず、自分のバイクがほとんどノーマルであることを教えてくれた。
- X4 Type LD 排気量1,284cc
一言で言うと『楽なバイク』
ふん反り返って乗るポジションは楽ちんそのもの。
エンジンがCB1300からの流用ということでトルクもあって本当に楽ちん。
思ったよりもちゃんと曲がるし。
でも倒しすぎると先に爪先が接地します。
跨った瞬間から「これは似合わねぇ」と感じさせるバイクでした。
- FORZA(無印) 排気量249cc
一言で言うと『軟弱なバイク』
X4とは楽さの次元が違って本当に楽ちんなバイク。
これに乗っていたら下手になってしまいます。
だからこそ楽ちんなんです。
売れる理由がはっきりと解るバイク。
ただ、ちょっとエンジンが非力かな。
- HORNET 排気量249cc
一言で言うと『キビキビしたバイク』
良く回る元気なエンジン。
完全にオーバースペックなタイヤが醸し出す安心感。
反応も実にリニアで扱い易い。
講習会用に買うには一番現実味があるバイクである。
他人のデジカメは難しい
ドクターが写真を撮ってくれたので、お返しにドクターが試乗している間に彼の勇姿を撮ってあげようと彼のデジカメのシャッターを切るが、後から撮れたものを見たらまるでダメダメな画像になっていた。
どこでシャッターが切れるか解らないし、調子に乗ってズームしていたらデジタルズームが効いちゃうし。
デジカメを所有している僕でもこうだから、
旅先で見ず知らずの人に撮ってもらうにはデジカメは機能的にまだまだだなぁ
と思った。
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NAKAMURA Yoshiyuki : /PROFILE/BIKE/GUEST BOOK/